「健康と食」健康づくりイベント実施しました[レポート]

現在、山口市の事業として阿東地域で取り組んでいるデジタル技術を活用した
高齢者の健康づくり事業の一環としてNPO法人ほほえみの郷でイベントを実施しました。

 

 

まず「Vitastiqe(ビタスティック)」というデジタル機器を用いて食前の体内栄養素測定を行いました。
これが26種類のビタミンとミネラルについて体内栄養素傾向を測定できるものです。
測定後が終了すると、各項目において4段階(低・中・良・高)の評価が表示されます。

計測の終わった方から理学療法士の白松孝憲氏による食前に行うと食事をとりやすくなるミニストレッチをしました。
年齢とともに唾液の分泌が減少しやすいため、消化しやすいように唾液の分泌を促します。

昼食はトイトイ工房のおいしいお弁当を参加者の皆さんでいただきました。
「なかなか一人暮らしだと食事のバランスよりも手軽さを優先してしまう」という方もいて
参加者同士で日々の食事について振り返り、またみんなで食卓を囲むことも楽しみました。

食後は医療法人橘井堂津和野共存病院の飯島献一先生に「健康と食」というテーマで講演いただきました。
飯島先生はコミュニティドクターとして、医療だけではなく地域づくりの分野から考える「健康」についてもお話され、
「健康と食」だけではなく「健康と地域」という包括的な考えも学ぶ場になりました。

次回は2月17日(金)に第二弾の健康づくり事業イベントを開催予定です。