現在、山口市の事業として阿東地域で取り組んでいるデジタル技術を活用した
高齢者の健康づくり事業の一環としてNPO法人ほほえみの郷でイベントを実施しました。
今回は「ちょい足しで高める脳トレ、食生活」というテーマでイベントを開催しました。
阿知須で保健師として活動されている岡村さんをお招きし、まずは「コグニサイズ」を体験!
「コグニサイズ」とは認知(コグニション)と運動(エクササイズ)を組み合わせた新しい運動方法です。
・1から30までの数字を発声しながら3の倍数で左手、5の倍数を右手をあげる
・1から30を数えながら頭に触れる・手拍子・腰に触れるという複数の異なる動作をする 等
文字にすると簡単そうですが、頭と体が慣れるまで失敗の連続!でも、この失敗も脳の活性化につながるそうです。
脳と体をフル回転させた後は、休憩の意味も込めて座学での学びへ。
「フレイル(健康な状態から要介護状態になるまでの中間状態(虚弱な状況)」と食事に必要な栄養素を補うちょい足し食材についてお話頂きました。
体重1kgに対して1gが一日必要なたんぱく質といわれていますが、なかなか規定量を3食で摂取するのは難しいです。
その時にさまざまな料理に「ちょい足し」することで補うようにし、理想の量へ近づけるようにします。
最後はいつものいきいき百歳体操(にちょい足しで脳トレ!)をしました。
全4回の山口市健康づくり事業のイベントは今回にて終了となります。
ご参加いただいた地域の皆様、そしてご教授していただいた講師の皆様、ありがとうございました。